ちゃんこの部屋

自称一般人のちゃんこが呟くお部屋。詳細はプロフィールをご覧ください!

こなさなきゃいけないタスクができていなかった時の焦りようよ

忙しいのに龍が如く3をやり始めました。

著作権に引っかかる楽曲が使用されているので動画にはできませんが、好きにやろうと思います。

相変わらず桐生ちゃんはマッチポンプやなあ…。

 

 

はい。こんにちは。洋楽は最高の作業用BGMですね。ちゃんこです。

耳が心地よい。

 

 

さて、突然ですが仮面ライダー555って隠れていない名作なんです。

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 え?何を唐突に。とお思いのそこのあなた。

べ、別に特撮タグが使われていないから使おうとしてこの記事を書き始めたわけではないっすよ。か、語りたくなったからなんだからね!!!!

 

ということで仮面ライダー555について緩く書こうと思います。

 

実は去年にちょっとだけ紹介していたり、そうではなかったり…w

 

chanko-bamboo.hatenablog.com

 

⚠注意!⚠

ネタばれあります!

あくまでも個人の意見です

⚠注意!⚠

 

まず、仮面ライダー555とは。

 仮面ライダー555』(かめんライダーファイズ、欧文表記:MASKED RIDER Φ's)は、2003年(平成15年)1月26日から2004年(平成16年)1月18日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全50話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。仮面ライダーシリーズ初の地上デジタル放送でもある。

キャッチコピーは「疾走する本能」。

平成仮面ライダーシリーズの第4作。前作『仮面ライダー龍騎』とは異なり、劇中で「仮面ライダー」という名称は用いられていない。

従来描かれることの少なかった怪人側のドラマにも本格的にスポットが当てられ、怪人(オルフェノク)へと変わってしまった者たちの苦悩が描かれている点が、本作品の大きな特色である。怪人の人間ドラマを描くことは、「ヒーローが殺人者に見えてしまう」というデメリットから敬遠されていたといい、「仮面ライダーシリーズ」での作劇は初の試みであった。

仮面ライダー龍騎』同様にライダーに変身する人間が善良とは言えない者だったり、本作品では逆に怪人・オルフェノクにも正しい心を持つ者がいたりと、単純な善悪二元論では割り切れない群像劇が織りなされた。従来のシリーズ同様に幼年層を意識しながらも、登場人物同士の様々な人間関係を前面に押し出した重くシリアスな物語が展開された。劇中では「人間と怪人の共存」が作中のテーマとして取り上げられ、ライダーに変身する主人公・乾巧も中盤以降、人間に危害を加えない、あるいは改心する見込みのあるオルフェノクに対しては止めを刺さないというスタンスを採っている。様々な立場のオルフェノクと人間、それぞれの思惑が交錯する入り組んだストーリーは、シリーズ中でも特に複雑なものとなっている。また、作中でも登場人物たちが相互に変身している人物が不明確であるが故の誤解や、他者の謀略による行き違い、感情のすれ違いなどから衝突や殺し合いに発展するなど、「誰を信じ、誰を信じないか」という極めて難解なテーマも掲げている。

体の灰化、新しいベルトの実験でベルトを付けた人間の消滅、といった描写に見られるように、従来よりもホラー色の強い作品になっている。パイロット版監督の田﨑竜太は、子供番組として「死」を表現することもテーマとして掲げている。

外付けかつ自由に携帯可能な変身ベルトを用いて変身する設定が本格的に取り入れられた作品であり、その要素は後のシリーズでも受け継がれている。そのため、劇中に登場する各ライダーにも複数の変身者が存在し、時には敵であるオルフェノクがライダーに変身することもある。ただし、変身アイテムの他に契約を必要としていた『龍騎』のように、適合性を備えていない者は繰り返しの変身、あるいは変身自体ができないため、「条件が満たされていないと仮面ライダーの資格がない」という点で従来の要素もまだ活きている。本作品ではアイテムの争奪戦が物語の主軸の一つとなっており、脚本の井上敏樹は本作品を「主人公はベルト」「3本のベルト物語」と評している。

仮面ライダーシリーズで初めて次回予告中に「この番組はフィクションです」のテロップが流れるようになった。

【あらすじ】

西暦2003年。九州で一人旅をしていた青年乾巧は、そこに居合わせた少女園田真理とともに、謎の怪人オルフェノクに襲われる。真理は持っていたベルトを装着して超戦士ファイズに変身しようとするが失敗し、無理やり巧にベルトを着け、彼をファイズに変身させることで窮地を脱した。どうやらオルフェノクたちは、そのベルトを狙って真理を襲ったらしい。その後二人はクリーニング屋の菊池啓太郎と出逢い、事情を知った彼の勧めで東京にある彼の家で3人の共同生活を始めることになる。

一方、東京で暮らしていた青年木場勇治は、2年前の居眠り運転トラックによる交通事故によって両親を失い、自らも2年間の昏睡状態を経て死亡したかに見えた。しかし、勇治は病院で謎の蘇生を遂げ、周囲を混乱させる。自らも混乱したまま帰宅する勇治だったが、自宅は既に他人のものとなっていた。叔父一家が自分が眠っている間に財産を根こそぎ利用していた事実を知り、恋人が自分を裏切り従兄弟と交際していることを知った勇治は、異形の怪物に変身し、従兄弟と恋人を手にかけてしまう。

醜悪な肉体変貌と犯した罪に絶望する彼の前にスマートレディという女性が現れ、事の真相を告げる。勇治は一度の死亡により、オルフェノクとして覚醒したのだった。スマートレディが属するオルフェノクの組織スマートブレイン社に囲い込まれた勇治は、同じようにオルフェノクとして覚醒した長田結花と海堂直也の二人と行動を共にするうちに、人類を敵視するスマートブレインの姿勢に反発し、人類とオルフェノクの融和を考えるようになる。

巧と勇治。2人の男の物語を中心に、ベルトを、ひいては人類の未来を巡って、オルフェノクと人類の戦いが幕を開けた。

Wikipedia仮面ライダー555 - Wikipedia)より引用

 

とにかく暗いストーリー

この作品の大きな特徴はそのストーリー性にあります。

平成ライダーシリーズには仮面ライダーWや電王のように明るいものもございますが、仮面ライダー555は終始薄暗さがあります。

惨殺事件やいじめの問題、当時の雰囲気を思い出しますと、確かに2000年代の前半ってすごく不安定というか、インターネットや携帯電話の、幅広い世代への普及もあって人とのつながりが非常に広く浅くなりつつある時代だったのかもしれない、と思います。

ある意味日本人としての根幹にある島国の人間としての陰湿な部分や排他的な部分に焦点を当てた鋭い作品でした。

そんな不安定な人間関係の変化をオルフェノク仮面ライダー555、そして人間という三つの関係で上手くまとめたのがこの作品ですね。

また、この作品における悪って本当に存在しないんですよ。

というのも

オルフェノク仮面ライダー=人間

という等式が成り立っているからなんですよね。

仮面ライダーになるためにはただの人間ではなく、オルフェノクになっている必要がある、ということ、オルフェノクはもともと人間であって、最初から怪人ではないし、オルフェノクの中にもその力を悪用する人はいない、というのがあるんですよね。

ということからWikipediaにも書いてあったようにこのストーリーの軸の一つである「誰を信じ、誰を信じないか」というテーマにも繋がっているんです。

これはこの作品の時代背景にあるインターネット社会、携帯電話文化がもたらす、人間関係の希薄さ、幅広さがもたらす危険性への警鐘ではないのか、と思いました。

でもそれって、この時代に限らず今のこのスマホ社会にも大きく言えると思います。

なんのこととかは今あえて避けますが、この便利になった時代だからこそ「人を信じるうえでの定規」というのを各々持っている必要があります。

 

この作品に影響されている平成仮面ライダー作品

ここから完全に個人の意見で、しかもオタク特有のニチャニチャした話になりますw

ちょっと観なおしていていて気が付いた点が二つほどありますので、ほかにもこんな作品があるよ、など教えていただければ嬉しいです。

 

まず、オルフェノクへの変身シーン

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仮面ライダーキバのファンガイアに似ていますよね。

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オルフェノクはゾンビ的な感じで死者蘇生ですし、キバは人間界に溶け込んでいるバンパイア的な感じ(どっちも正確には違いますが。)

それに、変身する基準がどちらも怪人側であるということが前提なところもありますよね…。個人的には結構似ていると思いました。

 

そして乾巧のパンツのシーン

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これって仮面ライダーOOOの火野映司のパンツにつながるというか、パンツ主人公としての称号を受け継いでいるといっても過言ではないと思います。

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それに555とOOOって同じ文字を三つつなげるところとか似ていますし、仮面ライダー555は三本のベルトですし、仮面ライダーOOOは三つのメダルで変身しますし…。なかなかつながりが深いと思うんですよね…(個人的意見)

 

さて、いろいろ語りましたが、この作品マジで名作です。正直ホラー色が強く、子供よりも大人に見てほしいですね。

もし、この作品以外でまた語りたくなったら語ろうかと思います。

 

 

では今日はこの辺で。

またの投稿でお会いしましょう🙌

 

 

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