ちゃんこの部屋

自称一般人のちゃんこが呟くお部屋。詳細はプロフィールをご覧ください!

北海道には雪一面の銀世界が無い地域もある

久しぶりに掃除するとスッキリするね。

風邪だなんだで出来てなかった掃除。

いい感じで汚れてました。

 

 

はい。こんにちは。

季節の変わり目は天気悪いですね。

ちゃんこです。

早く完全に冬になって欲しい( ˇωˇ )

 

 

さて、先日

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ゴールデンカムイを2期まで一気観したので色々語ろうと思います。

 

⚠️注意⚠️

ネタバレあります

あくまでも個人の意見です

特定の思想を押し付けたり、批判したりする意味はございません

一部性的表現ございますので苦手な方はお気をつけてください

⚠️注意⚠️

 

まず、ゴールデンカムイとは。

ゴールデンカムイ』は、野田サトルによる日本の漫画。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2014年38号(2014年8月21日発売)から連載中。累計発行部数はコミックス第18巻の発売時点で1000万部を突破している。

明末期、日露戦争(1904年(明治37年)2月8日 - 1905年(明治38年)9月5日)終結直後の北海道周辺を舞台とした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。また戊辰戦争日露戦争ロシア革命などの歴史ロマン要素のほか、狩猟・グルメ要素、アイヌなどの民俗文化の紹介要素も併せ持つ。

【あらすじ】

日露戦争終結後のとある冬、元陸軍兵の杉元佐一は、幼馴染の梅子の眼病の治療費を得るため北海道で砂金を採っていたところ、アイヌが秘蔵していた金塊のことを知る。直後に杉元は冬眠明けのヒグマに襲われ、窮地をアイヌの少女・アシㇼパに救われる所から物語は始まる。

Wikipedia(ゴールデンカムイ - Wikipedia)より引用

ここを踏まえて話を進めますのでご了承ください。

 

同じ釜の飯を食う

グルメ物を語るとついこのブログで語ったことを思い出してしまう。

やっぱり食べるという行為は人間関係を築く行為なのだという事。

いや、ゴールデンカムイグルメ漫画では無いのですが。そういう要素が入っていまして。

アイヌ料理や明治時代の北海道料理が紹介されています。

それだけでもとても楽しめますし、むしろ私的にはこの要素が物凄く好きです。

リスとか色々可愛いもの食べてますのでショッキングっちゃあショッキングですが、生きるためですので。

あ。話がそれましたね。

話を戻しまして。

当ブログでは度々「食べるという行為は人間関係を築き上げる行為」と口にしていますが、この作品でもそれが色濃く出ていると思いました。

こちらの作品は倭人アイヌ民族の出会いによる物語でして、言葉や文化はもちろん、食事も異なります。

リスの脳みそを食べるのに躊躇する杉元。

味噌のビジュアルにドン引きするアシリパ

二人はそれぞれの食文化に驚き、そして美味しいものだと共有します。

それはまさに二人のキャラクター性を互いに知る上で大事なものだな、と思いました。

あの食事のシーンがあるからこそ、二人のコンビネーションや二人自身の成長が見られるのです。

異文化との交流は新しい発見だけではなく、発見したその先に成長が見られるんだと考えました。

 

自然のものに対する敬意

この作品では北海道に生息している動物を扱ったりしています。

食べたり、助けられたり、大事にしたり。

様々な形でアシリパや杉元は動物と関わっていきます。

アイヌ民族の文化だけではなく、日本人なら聞いたことがある「八百万の神」の精神。

物や動物全て物に神様が宿っている、という考えのことですね。

私はいわゆる「無宗教*1」です。特別に信仰している神様や宗教などございませんし、霊的なものも見たことはありません。しかし、この物や動物全て物に神様が宿っているという考えは悪くないと思います。

動物や自然現象、ものに対して敬意を払って行動する。それは同時に相手を思いやったり、自分自身を大事にする事なのではないでしょうか。

アシリパアイヌとしての考えや、杉元の倭人としての考え、それぞれどこかしら共通している考えを見ていて、日本人として忘れては行けない考えを思い出させられました。

 

漢の象徴『勃起』

皆さんは「勃起」という言葉を聞いてどう思いますか?

不快に思う方。またちゃんこ下ネタ言ってるよと思う方。それぞれあります。

私も最初は皆様と同じ気持ちでした。

しかし、本作品の1期に登場する

f:id:chanko_bamboo:20191123105845j:image猟師*2の二瓶鉄造が発する「勃起」にはそんないやらしさが全く感じられないのです。

つまり、この「勃起」には漢として奮い起つ魂があるのだと思いました。

ここで大事なのは猟師としてだけではなく、漢であるということです。これはあくまでも私個人の意見ではありますが。

私は一応女なので「勃起」は分かりませんが、彼が発する「勃起」は女の私でも魂を震わせられる何かがありました。男性読者様なら私以上に通じる何かがあるのではないでしょうか?気になる方は是非ゴールデンカムイを最初から観て頂き、二瓶鉄造が言う「勃起」を感じて欲しいです。

ちなみにこの「勃起」の精神は二瓶鉄造だけではなく、彼と共に行動していた谷垣やチカパシに受け継がれていく、と言うのもなかなか魂が震えます。

 

色々語りましたが、この作品かなり面白かったです。北海道民だからこそもっと早く出会っていたかったです。なんだかんだで観なかった過去の私を殴りたいですね😇

それくらい様々なことについて考えさせられる作品でした。3期楽しみ。

 

 

では今日はこの辺で。

またの投稿でお会いしましょう🙌

 

 

質問箱……?なんだそれは。ふむふむ。皆からの、質問や、感想に、答えるそうだ。なんだかよく分からんが、これにどんどん質問や感想とやらを入れてくれ。↓

*1:海外の方からしたら無宗教は不思議なことですが、これは恐らく日本人特有の「八百万の神」の精神に基づいているのかな、と思います。だからこそ「MOTTAINAI」という言葉もあるんだと思いますし。

*2:ここでは“りょうし”ではなく“マタギ”と読むと更にかっこいいです