ちゃんこの部屋

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ハラハラドキドキの出産レポ【出産編】

はい。こんにちは。ちゃんこです。

本日からボチボチと出産レポを書きます。

 

 

初回の本日は出産の様子と感想を覚えてる限り書きます。

ただ本陣痛から36時間、入院から3日間とかなりの難産で記憶も絶え絶えなので覚えてる限りになりますw

入院までの経緯

粘液栓が出てから4日後、トイレで再び粘液栓らしいオリモノに遭遇して「また出てなぁ…」と思ってトイレの中を確認したら遭遇したことの無い濁り。

え?と思ってたら下半身に違和感を感じ、軽く腹圧をかけたら尿道ではなく明らかに膣口から生暖かいものが一気に流れてきました。

あ。やばい。

そう思ってとりあえずトイレットペーパーを大量に取りだしパンツに当て、母親に破水したかもしれないと伝えました。

そこから自分でも驚くほど冷静でした。

まず破水用の産褥パッドを当て、病院に連絡をし、陣痛タクシーを呼びました。そして旦那に連絡をし来てもらうようにしました。

陣痛タクシーですが、助産師の指導を受けた運転手が来るので安心して利用できますが、数に限りがあるからなのか来るまで時間がかかりました。タクシー配車アプリで呼んだ方が早いまであります。

さて、そんなこんなで病院に到着し、受付に直接破水での来院と伝え、診察になりました。

診察までの間、破水は落ち着いているし、本陣痛のような痛みもないので「もしかして違うかもしれない」と思いましたが、とりあえず見てもらう事に意味があるのでドキドキしながら待ちました。

そして診察室に入り、すぐ内診になりました。

内診の準備をしている時ズボンとパンツを下ろすとまた羊水が出てくる感覚があったので急いで下半身に力を入れて留めましたが、診察台に座ったら一気に出てきてしまいました…。

それを見たお医者さんは「これは確実に破水だねー。検査するまでもないよー」って言ってくれたので安心したのを覚えてます。

ただ、一応検査をするということで綿棒にうがい薬のヨードを塗ったかのようなものを膣口に入れ、それが青く変色したら陽性ということを教えてもらいました。

結果はもちろん陽性。綿棒が青黒くなっていてリトマス試験紙みたいだなぁと冷静に思ったのを覚えてますw

破水が確認取れたのでその日から陣痛室での入院が始まりました。

 

陣痛促進剤投薬から出産直前まで

入院したものの全く本陣痛にならないということで、入院したその日の夜から陣痛促進剤を投薬しました。

オキシトシンというホルモンを点滴で投薬することで陣痛を促すのですが、最初のうちは正直余裕でした。

ただ、打った次の日の昼頃からが地獄で、めちゃくちゃ痛くて旦那や母親に肛門と腰を力いっぱい押してもらわないとダメなくらい辛かった事しか覚えてません。

あまりの痛さに嘔吐したり、分娩まで食事が喉を通らなかった記憶がうっすらあります。

それでも子宮口は開かず、ただただ痛い時間を過ごし、助産師さんからバランスボールを借りたり、動きを教わったりして頑張って開かせるように促していました。

それでも入院2日目の夕方には子宮口が5cmしか開いてなかった記憶です。

そこから朝方まで陣痛促進剤無しで動いたりして8cmまで開かせて、陣痛室から分娩室に移動しまし、ダメ押しの陣痛促進剤の再投薬をし、全開まで頑張りました。

ここの記憶はとにかく最悪で、痛すぎて失禁したり、トイレで排尿促されても立って座れば陣痛が酷くなってトイレで用をたせず戻ろうとしたら失禁してしまったというのが朧気ですがあります…。食事も水も喉を通らず本当に壮絶でした。

本陣痛が本格的になり、子宮口が7~9cm辺りになってからは気を失うように数秒寝て、起きたら陣痛みたいな感じでとにかく辛かったです。例えるならというか、実際にそうだったんだけど、うんこしたいのにさせてくれないという感覚でした。自然といきんでしまい、赤ちゃんの心拍が途切れてしまう事があったのでそれを阻止するのに必死だった記憶があります。

そんなこんなで入院から3日目の正午になりかかった辺りで分娩に移ります。

 

分娩台へそして出産

長い長い陣痛を経ていよいよ出産。

子宮口9cm辺りで助産師さんから陣痛来たらいきんでみて下さいと言われ、いよいよいきめる。この苦しみから開放される…と思いました。

いきみに関しては声楽をやっていたので正直自信はありましたw

実際にやってみたら本当に上手くいって助産師さんからも普通に褒められました。

最初いきんだ時頭の感触があって、出てきちゃったかと思いましたがそうでもなかったようです…これ以上の感触があるのか…とビビりました。

そこから数分後、いよいよ出産!

陣痛が来たらいきんでください!と言われ最初はできました。

頭が少し見えてきた時に助産師さんから「ちゃんこさん!!フサフサだよ!!!」と言われ、すごい出てきたのかと思った私は「どれくらい出ましたか!?」って叫んだ記憶がありますw

実際にはほんの少し見えてきただけだったそうで、ものすごくショックだった思い出ですw

その後、頭がほとんど出かかって会陰切開するかしないかの時になってからは痛さのベクトルが変わってしまい、陣痛が分からなくなってしまったので助産師さん達に「分からないのでタイミング教えてください!!!」って言った記憶があります。(NSTの機械で陣痛のレベルが数値化されて分かるようになってるので教えて貰うことが可能なんです。)

とにかく早く出したくて、なるべくいきめるタイミングで沢山いきみました。3日間くらいろくにご飯食べることも寝ることも出来ず体力の底が尽きてましたが、陣痛の苦しみから比べたら出産の痛みは屁でもなかったです。

そしてついに頭が出た時、呼吸法を全く勉強してなかったので周りの助産師さんにその場で教えて貰って朦朧としながら呼吸をした記憶があります…。頭が出たら楽になるのは知ってましたが、どうすればいいかまでは全く分かりませんでしたw

体が全て出た時、記憶が真っ白になっていて曖昧ですが、旦那からメガネを貰い、泣いてるいっちゃんの姿を見て安心した記憶があります。とにかくすぐ泣いてくれて良かった。元気な姿を見ることが出来た。そう思いました。

さて、そんな感じで出産を終えましたが…。出産しながらなんかめちゃくちゃビックリしたんですが、出産の時って色んな人が見に来るんですね…。取り出してくれる助産師さんや会陰切開をしてくれるお医者さんの他に見に来ていた人が沢山いてシュールだなぁと冷静に思ってました。

ちなみに分娩台に上がってから出産にかかった時間は30分ほどで、初産にしては早い方だと思いました。(初産の場合2~3時間らしい)

ただ、陣痛から出産までが36時間とめちゃくちゃかかってましたw

 

出産後

体全体を使って出産したので全身筋肉痛になるかと思ってましたが、全くそんなことなく、次の日に軽く痛いくらいかなぁ…という印象でした。

また、浮腫んだり骨盤が歪んで辛いと聞いてましたがそれも全くなく、強いて言うなら会陰切開の痛みと痔と脱肛の痛みがあって立ったり座ったりするのが難しいくらいでした。

出血も500mlを超えたので多量という診断ですが、フラフラ具合もちょっと酔っ払ってる感じかなぁ…くらいでしたが、大事をとって車椅子で入院部屋まで案内されましたw

それよりも大きな仕事をした達成感が凄く、ハイになってましたw

 

という感じです。

失禁したり嘔吐したり3日間お風呂入れないしでまさに泥仕合な出産でした。

3日間、旦那は寝ずに最後まで立ち会っててくれました。

陣痛に苦しんでる時におしりと腰を力いっぱい押してくれたり、嘔吐の時にシャーレを持ってくれたり…普通なら見せたくもない姿を見せてしまいましたが、最後まで立ち会ってくれた旦那に感謝です。

教員辞める時もそうでしたが、本当に苦しい時にいつもそばに居てくれる旦那には頭が上がりません。本当にありがとう。

また、2日目から母親も付きっきりで補助してくれた事も感謝です。

普段は素直に気持ちを打ち明けられないですが、今回は限界も限界で辛かったので初めて素直な気持ちを伝えた気がします。

出産後も母親には今まで話せなかったような事を伝えることが出来るようになった気がします。

まだ頼ることが出来ないけど、辛い時は辛いと言えるようにしたいなって思ったので頑張って伝えるようにしたいです。

 

今回の出産を通してただ辛いんじゃなくて、周りに甘える事を学んだ気がします。

性格上甘えるのが無理な私ですが、今後育児をする上で甘えることが大事だと思うのでこの時の気持ちを忘れずに過ごせたらな、と思います。

 

 

では今日はこの辺で。

またの投稿でお会いしましょう🙌

 

 

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