ちゃんこの部屋

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「人喰いの大鷲トリコ」から考える「優しい目を思い出せる」仕組み

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はい。こんにちは。ちゃんこです。 

先日、6月21日をもちまして、ゲーミングちゃんこシリーズ実況である「人喰いの大鷲トリコ」が無事に完結しました。

本日はそれを記念して、本作品のキャッチコピーの一つである「思い出の中のその怪物はいつも優しい目をしていた。」を元に

「優しい目を思い出させる仕組み」 

というテーマでちゃんこなりの緩い感想を書きます。

 

 

人喰いの大鷲トリコについて

【概要】

『人喰いの大鷲トリコ』(ひとくいのおおわしトリコ、英題The Last Guardian)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2016年12月6日に発売されたPlayStation 4用ゲームソフト。

ICO』や『ワンダと巨像』を手がけた上田文人が監督・ゲームデザインを担当したアクションアドベンチャーゲーム。上田の監督作としては11年ぶりの完全新作となる。プレイヤーは「少年」を操作し、「トリコ」と呼ばれる人喰いの大鷲と協力して「大鷲の巣」と呼ばれる谷からの脱出を目指す。

2009年6月3日にE3 2009のSCEプレスカンファレンスにて『The Last Guardian』というタイトルで発表[3]。このときは日本版の正式タイトルの発表は無く、『人喰いの大鷲トリコ』という邦題は後日発表された。

なお、タイトルに含まれる「トリコ」という単語は、トリコロールのトリコ(3色)の意味であるが、大鷲の名前である他に、虜になる、囚われている、鳥の子供、鳥と猫という意味を込めたとされている。

また、邦題のロゴには3種のフォントが使用されているが、これにはトリコのデザイン(単独の動物ではなく、複数の動物の要素が組み合わされている)と同様に多彩な要素がゲームに含まれていることを表したとしている。

キャッチコピーは、「思い出の中のその怪物はいつも優しい目をしていた。」と「少年と巨獣が紡ぐ、新たなる神話。」が併用されている。

戦闘よりも探索や謎解きが主体となっているアクションアドベンチャーゲームであり、プレーヤーは主人公である少年を操作し、ときにはトリコを移動手段として、あるいは攻撃手段として活用することで、様々な仕掛けが施されたステージを攻略していく。

少年とトリコができることには得手不得手があり、少年は小さな隙間を通る・スイッチを引く・物を投げるといった事ができるが、基本的な身体能力は人並みであり、戦闘力は無いに等しい。逆にトリコはその大きさ故に通行できる場所に制限が出る場合があるが、その体躯を活かした高い跳躍力や戦闘力を有している。

画面上に表示されるUIがほぼ無い・レベルやHP、消費アイテムといったものが存在しない・つかむ、捕まる、登るといったアクションを多用するなど、基本的なシステムは同監督作品である『ICO』と非常に似ている。『ICO』と大きく異なる点としては、操作キャラクターや同行者の能力の違いと、同行者の操作方法が挙げられる。

ICO』は操作キャラクターのみが戦闘能力を有し、同行者が攫われるとゲームオーバーとなっていたが、本作では同行者であるトリコの方に高い戦闘力があり、操作キャラクターである少年が攫われるとゲームオーバーとなる。

また、『ICO』では「手をつなぐ」ことで同行者を意図した場所へと導くことができたが、本作で同行者に対してできるのは大まかな指示と誘導のみであり、狙いどおりに同行者を動かすには慣れが必要とされる。

これらの「操作キャラクターの方が弱者である」「同行者を如何にして目的通りに動かすか」という特徴は、純粋にゲーム性を生むだけではなく、少年とトリコの関係、そしてトリコの生き物としてのリアリティを描く上でとても重要なものとなっている。

なお本作には「操作説明だけでは判らないアクション」や「攻略には直接関係しないが出来るアクション」も多数用意されており、そういったものの一部は開発元である「ジェンデザイン」の公式ツイッターアカウントから公開されている。

【あらすじ】

ある日「少年」が目を覚ますと、そこは見知らぬ洞窟だった。

少年の体には身に覚えのない紋様が描かれている上に、目の前には「トリコ」と呼ばれる人喰いの大鷲が鎖に繋がれた状態で横たわっている。自身の置かれている状況に戸惑う少年だったが、ふとトリコが怪我をしていることに気づき、まずはトリコを介抱してやることにする。

傷を負ったトリコは気が立っており、介抱には手間を要した。しかしその甲斐もあり、翌朝には元気を取り戻していた。掛けられていた首輪も外され、自由になったトリコは少年の後をついて回るようになる。少年は「大鷲は人を食う」という話を思い出しながらも、眼の前に居るトリコのことを恐ろしいとは思えず、行動を共にすることにする。

こうして少年はトリコの力を借りながら、一人と一匹で「大鷲の巣」と呼ばれる谷からの脱出、そして村への帰還を目指すことになる。

 

架空の生き物に命を吹きこんだ作品

トリコ、というのは完全に架空の生き物です。

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【人喰いの大鷲トリコ】おなか すいたの?【第7話】 - YouTubeより

鳥のような毛並みと嘴、犬や猫のような尻尾、猫のような動き等…。

様々な生き物の動きや特徴が組み合わさってできたのが大鷲のトリコです。

これだけ様々な生き物が合わさっているのに気持ち悪さが一個もないんですよね。

違和感が全くなく、 1つの「命」を感じることができたんですよね。

というのも動物にありがちな「ジッ…」と見つめるこのシーン

こういった、どこを見ているか分からない感じとか、自分の意志では動かない感じとかまさに動物と接している感覚に陥りました。

この相手の行動を待っている感じが、ゲームでプログラミングされたランダムでの動きを待っているのと違って本物の命がそこにありました。

だからこそ、トリコが大好きな人はずっとトリコを好きで、ずっと動画を見たり、二次創作をしたりしているんでしょうね…。ちゃんこも未だにトリコの動画とか見てしまいますw

 

一人ではなく一緒に乗り越える仕組み

これは上田文人さんのゲーム全てに言えますが、一人では絶対にできないゲームシステムです。

ICO」の時はヨルダが扉を開けることで敵を一掃し、「ワンダと巨像」ではアグロが走ってくれることで巨像を倒すことができる。

そして今作の「人喰いの大鷲トリコ」はトリコがキャッチしてくれることで次に進めるという箇所が沢山あります。

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【人喰いの大鷲トリコ】信じる気持ち【第6話】 - YouTubeより

また、このほかにも敵である「ヨロイ」を倒してくれたり、高いところに飛んでくれたりなど、正直これまでの作品より助けてもらう回数が多く、この関係性がまさにトリコへの愛というか、信頼というか、家族のような感覚になりますよね。

だからこそ最後、自分自身の手でコントローラーのトリガーを引いてトリコを追い払うとき、大号泣しました。

今まで呼ぶために使っていたトリガーを追い返すために使うのはとても悲しかったですは、命の重さを同時に触れるのでとても良いシーンでした。

 

思い出の中のトリコの目

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【人喰いの大鷲トリコ】遠く離れていても【END】 - YouTubeより

人喰いの大鷲トリコがなぜここまで全世界で人気なのか。
助け合う関係だからであったり、命として存在しているからであったり。

沢山の理由があると思います。

その中でもちゃんこは節々に見られるトリコの目、これに尽きます。

日本人は表情を目にもっていく文化はありますが、これはまさにその目に注目した作品だったと思います。

トリコが怖いときは赤く光り、ご飯など興味深そうなものを見つめるときは黄色く光ります。

こうした目に表情を付けることでプレイヤーはトリコに自然と目に視線が行くようになる仕掛けがあったと思いますし、そこに命を感じられたと思います。

この目による表情の付け方は日本独自の物で、だからこそ世界にも受けが良かったのだと思います。

だからこそ人喰いの大鷲トリコはこれほどまでに印象深く、愛される作品になったのだと思うと、もっとトリコに会って冒険したくなりますね。

このゲームに出会えて、トリコに出会えて本当に良かったな、と思いました。

 

さて、色々語りましたが…。

とにかくこの作品はちゃんこの人生の中でも一番の作品になりました。

これほどまでに心を奪われ、愛したキャラクターは他にいません。

今まで「一二を争う」と表現してきましたが、これだけは「一番」の作品です。

あんまり順位は付けたくない性格でしたが、今回だけは別格でした。

それくらい私にとってとても大事なゲームになりました。

もし、動物が好きな方で「人喰いの大鷲トリコ」を知らなかったら、是非プレイしていただくか、実況をご覧いただけたら、と思います。

動物を飼ったことがあったり、好きな方にとっては忘れられない作品になると思います。

 

最後に、告知ですが本日17時15分に「人喰いの大鷲トリコ」の総集編動画を投稿します!

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仮サムネ

珍しくかなり字幕を入れた作品なので是非ご覧いただけたら、と思います!

最後に新しいシリーズ実況の予告動画が流れますので最後までお見逃しなく!

YouTubeチャンネルゲーミングちゃんこはこちら↓

www.youtube.com

もう少しで100人になります…!!

ゲーム興味あるよ、ちゃんこのこと気になるよ、という方は是非チャンネル登録の方よろしくお願いします…(´;ω;`)

 

 

では今日はこの辺で。

またの投稿でお会いしましょう🙌

 

 

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