ビックルは美味しい。
たまに飲むと優しくなる。
はい。こんにちは。手から醬油ラーメンの匂いがします。ちゃんこです。
食べてないのに…。怖い。
さて、久しぶりにエッセイを書こうかな。
初めて嗅いだのは…。そう。東京に行った秋だった。
旦那の実家に行く道中で初めて嗅いだその香りはまさに秋の匂いだった。
私にとってこれが初めての香りなのにどこか懐かしさがある。
柑橘のような木のような、不思議な香り。
人によっては嫌いな香りかもしれないが、私にとっては惹きつけられるものがあった。
雨上がりの地面に張り付いた金木犀の花びら、蒸発する雨の湿気た匂いと共に帯びるその香りは憂いを帯びていて…。
要はどこかチルさがあったのだ。
そのチルさが当時働き初めの私にとって染みたのだ。
金木犀を知ったときの私は、初恋に敗れた虚無感に近いものがあった。
私にとっての初恋は大学生の時。
誰にも話したくもない、触れられたくもない苦い片想いだった。
それに近い虚無感がそこにはあって、その虚無感の中にスッと金木犀の香りが入ってきたのだ。
肌寒くなってきた秋の空に、虚無感がある私の心。
優しいような甘酸っぱいようなその香りは進む時間を止めてくれたのだ。
立ち止まってもいい。離れるのも良い。
あの日の甘酸っぱい苦い記憶が今の私を作り上げているから、無駄ではなかったのだから。
では今日はこの辺で。
またの投稿でお会いしましょう🙌
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