娘を抱っこしていると私もこうされたかったんだな、と思う。
決して愛情をかけて貰えなかったわけではないけど、私は自己肯定感が異常に低い。
それはお互い素直に愛情表現をしてこなかったからなのではないかと思う。
私は両親に対して素直に自分を表現出来ない。
それは親の弱いところを全く見てこなかったからだ。
それは私にとって憧れであり、そうなりたいと思ってきた姿だった。
しかし、そうなりたいと思うのは子どもにとっていつしかプレッシャーになっていた。
私1人で生きていく力が無ければいけない、私はしっかり者でなければいけない、誰も頼りにしてはいけない。
物心ついた時からそう思うようになっていた。
旦那と共に過ごすうちにそれでは私が壊れてしまうということを知ってその気持ちは薄れてきたが、実家に戻り出産して、子育てをしていくうちに両親との時間が長かったからなのか再発してしまった。
私がこの子を大事に育てなければ、失敗しないように、しっかりした気持ちで育てなければ、母のように、父のように立派な人にならなければ…。
そう思うようになってしまっていた。
その思いを旦那に伝えたら
「そう思ってたらちゃんこみたいな子になるよ?ちゃんこは自分のそういうところが苦しかったんだよね?いっちゃんにもそういう思いさせるの?」
と言われた。
確かに。私はこの自己肯定感の低さが嫌で苦しくて娘には自分を大好きでいて欲しい、そう思っていた。
思っていたから毎日「大好きだよ」「可愛いよ」と伝えていたはずだ。
それなのにいつしか自分で自分を苦しめていて娘ではなく自分を見てしまっていた。
「僕も似たように育ってしまったところがあるから一緒に乗り越えて、いっちゃんにはそうならないようにしていこう?」
そう言ってくれた旦那の言葉を大事にしてこれからも娘に沢山愛情かけていこうと思う。
では今日はこの辺で。
またの投稿でお会いしましょう🙌
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